ダメもと!小学校記念受験のすゝめ

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第一希望合格は宝くじにあたるようなもの! お教室の意味はない

小学校受験をされるかたは、「お教室」「幼児教室」などに通う方が一般的だと思います。その金額は、総額で数百万になる場合も…。

しかし、お教室に通ったからと言って、合格するわけじゃないんですよね。特に人気の小学校であれば、受からないと思っていた方がいいです。だって、倍率5倍以上あるんだから。その5倍以上の確率を乗り越えて、必ず合格するようになんとかするなんて普通に考えて無理です。

言えることは、お教室に通う誰かは合格するだろうということで、それも確率で考えれば普通です。倍率5倍なら、5人受ければ誰かは受かることが期待できます。

確実に受からないにしても、わずかでも可能性を高くしたい…そういう気持ちでお教室に通わせている親御さんが多いと思いますが、可能性が高くなるという根拠すらどこにもないんです。

それどころか、小学校側は「幼児教室で鍛えられた子は好まない」「幼児教室で子供らしさがなくなる」などと、むしろ合格を遠ざける可能性すらあります

お教室に通うメリット

お教室に通うメリットは、情報が得られることです。親が小学校受験の経験者でなければ、どんな小学校があるのかさえ分からない状態でのスタートだと思います。

どんな学校があるのか、どのようなスケジュールで受験が進むのか、受験に必要な物、出題傾向などを手軽に知ることができます。特に受験日の予想はお教室に通っていないとなかなか難しいです。例えば、「苗字があ行なので、受験日は●日午後になるだろう、だから●●小学校に併願できる可能性が高い」みたいな。ただ、受験日の予想も過去の傾向を踏まえたものなので、変わる可能性があます。結局は願書を出して、受験日が出てからでないと判断できないと考えると、そこまで意味のある情報ともいえません。

お教室に通っていると、受験当日の問題を速報で知ることができたりします。例えば、早朝の部の出題を知ったうえで、遅い時間の部の人が挑むというような。でも、そんな程度で5倍の倍率を超えるほど有利になるでしょうか?

人気の小学校の立場に立ってみると、子供を選び放題な訳で、この子を学校に迎えたい!と思えるような子は表面だけでなく、その子そのものが学校に合っていると考えた方が妥当です。

大人でさえ自分の本性を隠して、素敵に見える行動をするのは難しいのに、子供にそれができると考える方がおかしいわけで、お教室に通って子供を変えようと思うより、我が子の良さで勝負した方が合理的です。

お教室に通うデメリット

お教室のデメリットは上げたらきりがないですが、代表的なところでいうと・・・

  • お金がかかる
  • 時間を浪費する
  • 子供も親もストレスを感じる

こんなところでしょうか。

脳が成長する貴重な幼児期に、ストレスと時間の浪費は致命的な問題だと思います。幼児教室に通っても子供は賢くならないのは、数々の研究で明らかになっている通りです。(賢くさせたいなら「保育園でお友達と思いっきり遊ばせる」が正解⇒詳細はこちら※リンク準備中)

結論

お受験やお教室は子供の育ちを損なうから避けたいとしても、私立小学校自体はいいところがたくさんありますよね。ではどうすればいいか?

家庭でノンストレスな範囲でさくっと対策して受験すればいい

お教室に通っている方は、こういう飛び込みでの受験をえらく嫌いますが、ほぼすべての小学校が「(お教室に通うなどの)対策は必要ない」と明言しているわけだら、気にする必要はナッシング。

小学校受験の対策は、家庭でできます。あとは運と相性。

くじを引くような感覚で、ダメ元お受験しましょう!

>>続きは「小学校受験で幼児教室は必要なのか」へ