幼児のしつけはYouTubeに任せる

礼儀作法や社会のルールを身につけている子は、「しつけができている」と言われます。

勘違いをしてはいけないのは、しつけというものは親が子供にするものではない、ということです。

親がやるべきことは、子供と一緒に「家庭のローカルルール」を作り上げるだけです。家族が快適に過ごせるのであれば、他人に迷惑さえかけなければ、常識外れなことであってもいいわけです。そして、そのルール作りには、家族全員が主体的に参加するのがよく、家族の一員である子供もお当然参加すべきです。

では、家庭の外での礼儀作法や社会のルールはどうなのか?

子供は礼儀作法や社会のルールを、子供社会の中で学んでいきます。本能的・遺伝的にそのようにインプットされているのです。だから親の言うことは家庭内でしか影響力がなく、いわゆる「しつけ」というものを親はできません。

親が何度言ってもやらなかったことを、お友達の一言でやるようになった…、という経験をしている方も多いのでは?親が口をすっぱくして何度言っても、聞いてくれない…。そのようなケースはごく当然のことなのです。だって、人間はそのようにプログラムされているから。

この基本原理を知っていれば、しつけで悩むことはありません。子供が幼稚園や保育園などに通うなど、子供社会で学ぶ機会があるにも関わらず、「しつけができていない」と言われるのであれば、それは親のせいではなく子供の個性です。親ができることは、繰り返しですが、親と一緒にいるときの家庭のルールを子供と一緒につくっていくだけです。

親が子供をしつけしようなんていう考えは思い上がりなので、放棄して心を軽くしましょう。

子供のしつけの基本は幼稚園や保育園に通って、子供どうしまたは子供を統率する先生から社会のルールを学ぶことです。

では、家庭でできることはないのか?

あるんです!超楽な方法が!

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YouTubeは最強のしつけツール!

子供ってYouTubeが大好きですよね。そして、子供が大人しくしているので、大人も楽ができますよね。罪悪感を感じる方もいるかもしれませんが、3歳くらいになれば映像から学ぶ力ができてくるので、長時間でなければ心配することはなさそうです。(視聴時間については、こちらをご参照ください)

Youtubeには、お友達との付き合い方だとか、公共の交通機関を利用する場合のルールとか、ありとあらゆる幼児向け啓蒙コンテンツがそろっています。

親が100回繰り返して言ううよりも、これらのコンテンツで同年代の子や、少しお兄さん・お姉さんかが話すのを聞いた方が素直に参考にするんですよね…。それは、決して親がないがしろにされているわけではなく、生まれながらに子供はそうプログラムされているということです。