3歳から始めるDVD英語!買うのは1~2枚のDVDとプレイヤーだけ!

日本語の発音は種類が少ないので、日本語の発音に慣れてしまうと、英語の多彩な発音は聞き取りにくくなってしまいます。

これが、日本人にとって、英語が鬼門になる原因です。日本語ばかり聞いていると、日本語にない音は脳が雑音として処理してしまいます。

子供をバイリンガルにするのは、非常に大変です。しかし、幼児期に英語の発音だけでも親しんでおけば、その後の英語学習が楽になります。(なぜ幼児期に英語を学んだ方がいいのかは、「幼児期に英語だけは学んだ方がいい理由」へ)

ここで紹介するのは、非常に安上がりでシンプルな方法です。そして、合う人もいれば、そうでない人もいると思いますが、ひとつの参考になればと思います。

3歳未満だと、映像から学ぶタイミングでないので、3歳以降に始めるのがおすすめです。

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前提として、テレビをなくす

前提として、家庭でテレビを見せていると成功率が下がります。勝手にテレビを視聴できる環境の場合、難しいかもしれません。

お子さんが、3歳未満であれば、いったんテレビは隠すなどして、無かったことにしましょう。大人も、テレビが無くなると、いかにテレビで時間を無駄にしていたか気づいたりします。(テレビを撤去!2歳のテレビ視聴は何時間がよいのか?

ポータブルDVDプレイヤーを買う

テレビの代わりにポータブルDVDプレイヤーを買います。できればリージョンフリーのものがいいです。DVDにはリージョン(地域コード)があり、とDVDでリージョンが異なると再生できません。

ブルーレイとDVDでリージョンの区分が異なり、ブルーレイだと日本と北米は同じリージョンです。DVDは異なります。例えば、北米版のブルーレイは、日本のリージョンのブルーレイレコーダーで再生できますが、北米版のDVDは日本のDVDプレイヤーで再生できません。

ブルーレイにこだわらないのであれば、リージョンフリーのDVDプレイヤーがおすすめです。安いし、北米版のDVDが再生できるからです。DVDのディスクを購入しなくても、大抵はブルーレイのディスクには、DVDもセットになっています。

子供が言語を選択できるようになっていると、日本語で見ることを覚えてしまうので、本当は、日本語の収録されてない北米版がおすすめです。我が家では、まずは副音声が英語の日本版DVDを購入しましたが、将来的に北米版を買う可能性があるので、プレイヤーはリージョンフリーのものにしました。

ポータブルプレイヤーのよい所は、見ない時はしまっておけるという点です。存在していると、見たい!見たい!となりますが、しまっておけば、見る時と見ない時のオン・オフがしやすいです。

また、テレビだとリビングの一等地を占拠されますが、ポータブルプレイヤーなら、子供の机の上でも、どこででも見ることができます。

画面を180度回転させて、こんな感じ(↑)にもできます。

付属の専用のバッグで車のヘッドレストにつけることもできます。しかし、我が家では車では使わないので、車での使い勝手はわかりません。家庭内で楽しむ分には、字幕のオンオフができたり、使わない時は閉じておくことができるので満足しています。価格も他の製品と比較してお手頃でしたし、小型で持ち運びができるメリットを考えれば、音も画質も十分と感じています。

画面を内側にしてしまうと便利。画面を外側にすることもできます。

我が家が購入したのは、こちらです。

子供の気に入るDVDを1~2枚買う

子供が気に入るDVDを買いましょう。何がいいか分からない場合は、YouTubeなどでトレーラーがないか調べてみましょう。2歳くらいになったら、YouTubeなどで短い動画を見せて、子供の興味を探るとよいと思います。

1時間半くらいの映画の場合は、休日や時間がある時くらいしか見ることができないので、できれば、30分程度の短いテレビ番組が理想です。

我が家の場合は、親の好みで『アナと雪の女王』を買ったのですが、ちょっと長いので、平日用の短い番組も追加で購入しました。

DVDはたくさんはいりません。暗記するまで繰り返し見て欲しいので、枚数は少ない方がいいです。

見るように促したり、褒めてはいけない

できれば、子供が見たいという時以外見せないことです。我が家ではDVDプレイヤーを棚にしまっているのですが、子供が目について「見たい!」とう時以外は見せません。また、時間が遅い場合は見たいといっても見せません。

見たいのに、見られない!というのは、見たい気持ちを高める効果があります。ですので、本当にダメな理由がある場合は、「見てはいけない」と言ってもOKです。しかし、見ることを促してはいけません。人間、指示をされるとやりたくなくなります。

同じく、楽しいからやっていることを褒められると、興ざめです。子供が熱心にみたり、英語のフレーズを口に出しても、大げさに反応しないようにしましょう。

子供がDVDに夢中になった秘訣

うちの子は、初めて英語のDVDを見せてから、夢中になって何度も見ています。全編英語なので、もちろん何を言っているかも分からないし、あらすじもやセリフを解説したりもしていないので、どこまで理解しているかは謎です。でも、夢中なんですね。

しかも、事前にトレーラーを見せた時は、さほど反応がなかったのですが、意外にもハマってくれました。その理由として考えられるのは、もともと我が家にテレビがないことです。

せいぜいYouTubeの5分程度の動画しか見たことがなかったので、大画面(といってもポータブルプレイヤーなので10.1インチです…)で、しかも長時間の映像に興味を持ったのかもしれません。3歳という年齢も、ちょうど一つのことに集中できるようになってくる頃なのでよかったかもしれません。

あと、やっぱりディズニーはすごいというか、意味がわからなくても、映像だけで飽きさせないんですよね。

女の子ならアナ雪やソフィアがおすすめ

『アナと雪の女王』 は、英語がクリアで聞き取りやすく、会話量が多く、歌もキャッチ―なのでおすすめです。難しい単語や、複雑な言い回しもほとんど出てきません。特に女の子には大人気なので、ハマる確率は高いと思います。

男の子向けだと、どうしてもアクションシーンが多くなり、会話が少なくなってしまうのですが、その点、『アナと雪の女王』は、話して、歌っている時間が長いです。

『アナと雪の女王』 の難点は長いことです。短いものだと、やはり女の子向けになりますが、テレビシリーズの『ちいさなプリンセスソフィア』は、安心して子供に見せられる内容だと思います。

アメリカのアニメは、過激なブラックユーモアのように、子供に見せるのはちょっと心配なシーンが含まれるものもあるので要注意です。ディズニー系なら割と安心ですが、『アナと雪の女王』 もキスシーンがあったりして、親としてはちょっとドキッとします。

ゆくゆくは海外ドラマやバラエティを楽しみたい

我が家は親が海外のテレビ番組好きなので、もう少し大きくなったら、海外の子供向けのドラマやバラエティ番組を一緒に楽しみたいです。子供が「英語だと楽しい番組が見られる」と認識てくれたらいいなと密かに思っています。

そうならずに途中で飽きたら、それはそれで、他に夢中になれることに取り組んで欲しいと思っています。