3歳で急に人見知りがなくなり社交的になった理由

うちの子は赤ちゃんの頃から慎重で人見知りな性格でした。しかし、3歳になったら、慎重な性格はそのままに、ムラがありつつも、愛想がよく社交的な面が突如として表れてきたのです。

正直、大人になれば人見知りで困ることはあまりありなく、必要であれば、ある程度は人見知りでない振る舞いもできるようになります。ですので、子供が人見知りでも心配していなかったのですが、社交的であれば、それはそれで本人の世界を広げることにつながるのではないかと思います。

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人見知りを克服した背景1:赤ちゃん期の支援センター通い

親は絶賛人見知りタイプでしたが、歳とともに鈍感力もつき、初めて会った人ともそこそこ交流できるようになりました。それよりなにより、子供が保育園に行くまでは、日中の話し相手がまったくいなかったので、大人と話すために毎日のように支援センターに通いました。

赤ちゃんはまだお友達と遊ばないと思うかもしれませんが、赤ちゃんは赤ちゃんが大好きなのです。同じような赤ちゃんがいるところに連れていくと、機嫌よく遊んでくれます。そんな日々の中で、同世代の人間がいる状況になれたのだと思います。

また、赤ちゃんの人見知りは、主に見知らぬ大人に対してだけで、たいていは赤ちゃん同士は人見知りしません。赤ちゃんを人に慣れてほしいと思うならば、大人と交流させるのではなく、同じくらいの赤ちゃんがいるところに行きましょう!

人見知りを克服した背景2:ほどよい規模の保育園に1歳から入れた

同じ世代の子供が14人以上らい(できれば男女半々)いると、気の合う子をみつけやすいようです。特に女の子は女の子同士の方が気が合うので、同性の子が7人くらいいると理想的です。

保育園に入るタイミングは3歳クラス(年少クラス)になる前までだとスムーズです。0~2歳クラスだと、すんなり馴染めます。3歳から新たな環境に馴染むのは、人見知りの子供にとってチャレンジですが、4歳よりはずっと馴染みやすいです。現在は、幼稚園でも3年保育が主流ですし、2歳からプレがある幼稚園も多くあります。

我が家のケースも、一番良かったのは、1歳で保育園に入れたことだと思います。いろいろ分かってくる3歳の頃には、すでに関係ができあがているお友達がたくさんいて、自分の居場所があり、不安なく集団生活をおくることができたからです。このような環境を通して、人との交流に慣れたのだと思います。

ちなみに、私は、4歳クラス(年中)から大規模な幼稚園に行きましたが、悲しいくらい馴染めませんでした……。

4歳まで保育園や幼稚園に入らないのであれば、同世代の子供と一緒にいる機会を多く作るといいと思います。一対一で遊ぶのではなく、なるべく複数人で遊ぶとよいですが、現実的にはなかなか難しいですよね。一時保育や習い事など活用するのが現実的と思います。

ムラがあるけれど、人間だもの。

うちの子が、真に社交的かというとそんなことはないと思います。大人でも、子供でも、一部の波長が合わない人には、相手が存在していないかのように、話しかけれれても何の反応もしません……。

しかし、たいていの見知らぬ人に自分からフレンドリーに話しかける子供を見ると、それまでとは別人のようでびっくりしています。

気の合う人と、良好な関係を築くことができれば、人生なんとかなるものです。気の合わない人との付き合いも、集団の中で、そのうち身につけるだろうと思っています。

小学校以降は気の合う友達がいそうな学校へ

3歳では性格は確定しません。小学校・中学校の友達関係も重要で、性格形成に影響します。高校以降も重要ですが、徐々に子供自身で環境を選ぶようになってくるため、親が考えてあげられるのは、せいぜい小中学校まででしょう。

中学校は荒れている学校もあるので、要注意です。地元の中学校に入れたくない場合は、引っ越すか、小学校受験を検討するとよいと思います。

中学校受験させればよいと思っていても、子供が受験したいと思うかは分かりません。小学校受験はある程度、親の意向で決められますが、中学校受験は子供のやる気がないと難しいです。特にやる気のない男の子に勉強をさせるのは、とても難しいです。