ストライダー用ヘルメットは、ナットケースやバーンより、メロンがおしゃれで軽い!

幼児、キッズ用のヘルメットで有名どころといえば、アメリカのNUTCASE(ナットケース)とイギリスのbern(バーン)。おしゃれで機能的なことから、日本でも人気の高いヘルメットです。

うちの子が通う保育園では、ナットケース率が高いです。


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スケートスタイルのヘルメットは暑くて重い

ナットケースやバーンのような、つるっと丸くて硬い(ハードシェル)のヘルメットは、スケートスタイルのヘルメットと呼ばれます。工事現場で被っているようなヘルメットです。

もともとはスケートボードの時に着用するヘルメットでしたが、現在は自転車用の安全規格に準じて売られているものが多くあります。

しかし、自転車用ヘルメットとしてメジャーなインモールド構造と比べて、硬いハードシェル構造の スケートスタイルのヘルメットは、重くなりがちです。また、 インモールド構造は、通気孔を大きく形成できますが、ハードシェルタイプのヘルメットは通気口が小さく、湿気の多い日本の夏は蒸れ蒸れになり、つらいものがありそうです。

何を買えばいいのか迷いに迷い、徹底リサーチしました。

ナットケース、バーン、メロンは軽い!

ナットケースとバーンは、他のスケートスタイルのヘルメットに比べるとかなり軽量です。 たいていのインモールド構造のヘルメットより軽いです。 幼児用のヘルメットは、だいたい 300グラム~400グラムくらいありますが、 ナットケースの「BABY NUTTY」は250g、バーンの「TIGRE」は280グラムです。

大人でも思いヘルメットは嫌ですよね。子供用ならなおさら軽量のものを選びたいとことです。

しかし、ナットケースやバーンよりも軽いスケートスタイルのヘルメットがあるんですね。 それがドイツの MELON(メロン) です。メロンもスケートスタイルの ヘルメットで、デザイン性が高いのを売りにしています。メロンのベビーラインのXXS-Sサイズは、なんと 200グラムです。

日本で買うと割高な商品は何だか嫌

人気もお値段も高いナットケースとバーン。いずれも海外ブランドですが、海外でも、そんな高い値段で買っているのでしょうか?ナットケースとバーンの公式ECサイトを調べてみましょう。

なお、本ページに記載する価格と販売状況はいずれも、2019年5月20日現在の情報です。

ナットケースの場合

Baby Nutty(XXS 47cm – 50cm) の「Petal Power」と「Outer Space」を見てみましょう。ナットケースの公式サイトで49.99ドル。1ドル110円で換算すると約5,499円です。

日本で購入する場合の参考価格として、ナットケースのヘルメットの輸入販売をする株式会社エムプランニングのサイトを見てみると、7,800円(税抜)で売っています。同社は自転車販売店やビックカメラなどに卸していて、各取扱店では同じ値段で販売している可能性が高いです。

輸入しているから高いのかなと思いますよね?それでは別の商品はどうでしょう。ナットケースには自転車用のベルもあります。

例えば、自転車用のベル「Radio Wave (Bell)」は、ナットケースの公式サイトで15ドル、1ドル110円換算で約1,650円です。なんと、 株式会社エムプランニング では1400円 (税抜)。むしろ、日本で買った方が安いという。ヘルメットは日本で高く売れるから、価格設定も高いのでしょう。

ちなみにアメリカの公式サイトでは、セール品も販売していますが、ベビーラインのヘルメットはセールにはなっておらず、キッズラインも売り切れています。ヘルメットはアメリカでも人気なのでしょう。一方、ベルの場合は、9ドル(1ドル110円換算で約990円)で販売されているものもありました。

バーンの場合

バーンのベビーヘルメットの「Tigre」を見てみましょう。

バーンの公式サイトでは34.99ドル(3,849円)。日本の公式販売店であるYTS Amuse Co.のサイトでは、7,344円(税込)です。ちなみに、キッズラインのNinaとNinoはいずれも、バーンの公式サイトで39.99ドル(1ドル110円換算で約4,499円)です。一方、日本のYTS Amuse Co.のサイトで10,260(税込)です。

ナットケースやバーンは、日本では割高に感じてしまいます。

メロンの場合

メロンも日本ではナットケースやバーンと同じくらいの価格帯で販売されています。しかし、公式オンラインサイトでも約80ユーロで販売しているので、日本で売られている価格とあまり変わらない印象です。

個人的には、 海外で安く売っているとなんか損した気分になし、さらには軽量だし、デザインもかわいいし、 スケートスタイルを買うならメロンがいいなと思いました。

劣化するので、使用できるのはせいぜい3年

ヘルメットは劣化するので、2~3年で買い替えたほうがよいと言われます。もし、衝撃を受けた場合は、その時点で買い替えです。ヘルメットを兄弟でおさがりにして長期間使用するようなことは、安全性の観点で止めたほうがいいです。

何かあれば気軽に買い替えられるくらいの価格のヘルメットが理想です。しかし、ナットケースもバーンもメロンも、庶民にはお手軽価格ではありません。

値段の高さに応じて、安全性は高いのか

ナットケースとバーンはお高いですよね。高いんだから、それ相応の安全性を期待したいところですが、第三者による安全性テストの結果では辛口評価を受けています。

Consumer Reportsの評価では、衝撃吸収の点でナットケースとバーンは最低評価だったとしています。(BikePortland.orgの「Nutcase, Bern helmets receive “poor” impact rating from Consumer Reports」より)

さらに、非営利組織のIIHS(米国道路安全保険協会)などによる安全性テストでは、ナットケースの製品は星3つ(good)、バーンの製品は星3つ(good)と、星2つ(Adequate)でした。

ちなみに星1(Marginal:ギリギリ)と星0(Not Recommended:非推奨)は無かったため、星2つが最低評価です。星2つは2製品のみで、そのうちのひとつがバーンの製品です。

最高は星5つ(Best Available)で4製品、次点の星4つ(Very Good)で12製品あるので、バーンとナットケースはかなり評価が低いといえます。とはいえ、「Adequate (十分)」という評価なので、買っても心配するほどではないと思います。

これらのテストは、ベビーやキッズ向けのヘルメットを対象としたものではありませんが、参考にはなると思います。

(IIHSのテストは、Forbesでも記事になっています。詳細は「First-Ever Bicycle Helmet Ratings Released, Only 4 Earn 5 Stars」(英語)を検索してみてください)

安全性の高いヘルメットは?

IIHSのテストの結果を見ると、安全性能の違いはメーカーごとというよりも、どちらかというと製品ごとに異なるようです。

一番分かりやすいのは、Bell(ベル)ですが、Bellは幅開くラインナップを展開していて、上記の調査で星5から星3まであります。また、星5つ、星4つの製品をみると、MIPS搭載のものが多いです。

MIPSは、Multi-directional Impact Protection Systemの略で、斜めから受ける衝撃を緩和するシステムです。近年では、グレードの高い大人用のヘルメットにはMIPSを搭載するのがスタンダードになっているようです。

キッズモデルも安全性を重視するなら、MIPS搭載がよいのではないでしょうか!?

MIPS搭載のキッズヘルメット

日本製でMIPS搭載の幼児&キッズ向けの自転車用ヘルメットは、見つけられませんでした。

MIPS搭載のヘルメットは、アメリカのブランドのGIRO(ジロ)が有名です。アメリカの公式サイでは、キッズ向けのMIPS搭載モデルが50~60ドルくらいで販売されています。しかし、東京のオフィシャルショールーム「Giro Studio Tokyo」が運営する公式オンラインストアでは、子供向けヘルメットは見つかりませんでした。日本ではキッズラインに力をいれていないのかもしれません。

IIHSのテストで5つ星を獲得した製品のメーカーも調べてみました。キッズラインも高い安全性を期待できるのではないでしょうか。

5つ星だったのは、Bontrager(ボントレガー)、カナダのLOUIS GARNEAU(ルイガノ)、Bell(ベル)、Specialized(スペシャライズド)です。

ボントレガーは、アメリカの公式オンラインサイトでMIPS搭載のベビー&キッズ用自転車用ヘルメットをいくつか販売しています。60ドルくらいです。その1つである「Solstice MIPS Youth Bike Helmet」は日本のボントレガーのオンラインサイトでも購入できます。8241円(税抜)です。

ちなみにボントレガーは、2019年にMIPSを超えるという「WaveCel」というテクノロジーを搭載したモデルを2019年に発売しています(キッズ向けはありません)。MIPSだけでなく、今後、新たな技術が出てきそうです。

ルイガノの公式サイトでは子供向けのMIPS搭載ヘルメットは見つけられませんでした、日本総輸入代理の株式会社あさひのウェブサイトでも、キッズラインはなさそう。あさひのオンラインストアには、ルイガノのキッズ向けのヘルメットがありましが、MIPS搭載ではありませんでした。

ベルには、MIPSを搭載したキッズ向けの商品がいくつかあり、50~70ドルです。しかしワンサイズなので、フィットするか心配です。ベルの販売店である株式会社アクティブのサイトには、取り扱い代理店に来店するようにと書かれているので、買う場合はそうした方が無難かもしれません。しかし、あらかじめ取り扱いがあるのか、とか、いくらかとか確認する手間を考えると、別のにしようと思いました。

調べていくと、なんと!スペシャライズドのキッズヘルメットは、2019年からの新モデルは全てMIPSを搭載していることが分かりました!!アメリカの公式サイトでは、「Shuffle Youth LED With ANGi」は65ドル(在庫なし)、「Shuffle Child LED」は55ドル、「Shuffle Youth LED」は55ドル、「Mio」は$55ドル。日本の公式サイトでも直販していて安心な上、さらに、値段もリーズナブル!「Shuffle Child LED」は5,184円、「Shuffle Youth LED」は5,724円、「Mio」は5,400円。

スペシャライズドは、おしゃれブランドではありませんが、安全性とお値段を考えれば、 かなりいい!しかし、重要はメロンの方が軽いんですよね…。 スペシャライズド の「Mio」は248グラム。メロンは200グラム。 メロンかスペシャライズドで迷います!

試着したら(親は)メロンが欲しくなった

かわいさよりも安全性でしょ、と思っていたのですが、メロンを試着したらすごくかわいい! スペシャライズドのヘルメットはなかったので、別のインモールドのヘルメットをかぶってみたのですが、やはり幼児にはメロンのようなスケートスタイルのヘルメットの方がだんぜんかわいい…。

みんなこぞってナットケースを買う理由がよくわかりました。

大人の自転車に乗せる用途だったら MIPS搭載モデルを選んだと思います。万一の衝撃が、ストライダーとは段違いなので。しかし、ストライダーでトコトコ進むだけなら、各国の安全規格を満たしていれば (日本ならSGマークありのもので) 十分では、と思い始めました。

インモールドのヘルメットは、通気性のよさも魅力でしたが、子供向けのヘルメットだとスケートスタイルのヘルメットとそんなに変わりがないように見えます。

重さもメロンの方が軽いし、あとは価格だけが迷う点です。

と、思っていたら、子供は試しにかぶった、動物柄のインモールドのヘルメットが気に入った様子。欲しい!というのですが、親はすでにメロンに心を奪われていたため、とりあえずその日はその場を離れました。

ナットケースとバーン、その他のMIPS搭載モデルについて

ちなみに、各メーカーのアメリカの公式サイトを調査して思ったのは、アメリカではキッズ向けであってもMIPS搭載がスタンダードになってきているということです。今後、日本でもそうなっていくだろうと思います。

ちなみに、ナットケースの公式サイトにはMIPS搭載のベビーとキッズモデルがあるので、そのうち日本でも販売されるのではないでしょうか。バーンも公式際にはキッズモデルでMIPS搭載があります。

しかし、どもメーカーもMIPSでないものよりMIPS搭載モデルは、20~30ドルくらい高いようです。

(追記)
2019年6月1日、ナットケースの 輸入販売をする株式会社エムプランニングのサイトにMIPS搭載モデルが掲載されていました。「Baby Nutty」で9,800円です。MIPSでないモデルより2000円高いです。

結局…

調べまくった挙句、親としてはメロンを買うことに心が決まっていました。

しかし、メロンを試着をした半年後、子供にクリスマスプレゼントは何が欲しいのか聞いた時のこと。返事は「動物のヘルメット」と…。あの時まだ2歳半で、あれから半年たったのに覚えていたの!?

これはもう、子供が欲しがるヘルメットを買うしかありません。そんなわけで、結局、TETE(テテ)のヘルメットを買いました。欲しがっただけあって、自分から装着してくれるので助かります。

さらに、何かあれば気軽に買い替えられる値段だし、日本のメーカーで信頼できるし、結果的に大正解だと思いました。

TETEは軽いし、通気性もいいしで、おすすめですよ!

2歳児、3歳児にヘルメットを買う方へ

ヘルメットは形によって、合うサイズが違うので、試着してから買った方がいいです。買ってもかぶってくれないと困るので、子供に選ばせるのがいいと思います。

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