ストライダーはおすすめ!自転車にすぐに乗れないのはメリット!後悔しない選び方

うちの子は1歳10ヶ月でストライダーデビューしました。ストライダーは、キックバイク(自転車からペダルを無くし、蹴って進む二輪の遊具)のブランドです。

ストライダーに乗っていると早く自転車に乗れるようになるという説があります。一方で、実はストライダーが上達しても自転車に乗るのは大変だった子もいます。

自転車にスムーズに乗れるようにならないことがデメリットとしてあげられている場合が多いのですが、それは逆です!

むしろ、自転車と違うことが何よりのメリットです。

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なぜストライダーから自転車の移行がスムーズにいかないのか

スムーズに自転車に移行できない原因の一つは、重量です。ストライダーはものすごく軽く、3キロほどしかありません。

自転車は10キロ程度のものが多いので、ストライダーよりも支えたり、バランスをとったりするのは難しいでしょう。ブレーキやペダルといったストライダーにない要素にも慣れないといけません。

だから、ストライダーを乗りこなしているからといって、自転車にすぐに乗れるとは思わない方がよいと思います。

逆にそれがストライダーの最大のメリットで、ストライダーの軽さ、そぎ落とされた機能は、2~3歳児の能力と釣り合っています。

つまり、がんばろうと思うことができ、がんばれば乗り越えられる挑戦だと言えます。このような挑戦が生活に組み込まれていることは、脳の発達にとても重要です。

がんばって何かを達成するとドーパミンが出て、喜びを感じ、さらにがんばろうと思います。

がんばることは大変なことでもあるのですが、がんばらなくてもできることには喜びや成長はほとんどともないません。

幼児期から達成する喜びを味わうことを積み上げていくことが大切です。豊かな人生をおくることができるのは、がんばる人だけだからです。

成長に対してあまりにハードルの高い挑戦はがんばる気にならず効果がありません。

力がある子は2歳になりたて頃でも5キロくらいのキックバイクを乗りこなせるかもしれませんが、我が家のケースではストライダー以上に重かったら投げ出していただろうと思いました。

ストライダーでも、重さを支えきれず時々バランスを崩しています。

自転車と違うことがストライダー最大のメリット

ストライダーが自転車の練習にならないということは、努力して自転車に乗るという達成感を味わうことができるということです。そうです。自転車にすぐに乗れないことはむしろメリットなんです。

3~4歳くらいになると、自転車デビューする子もいますが、その時は自転車に乗るという別の挑戦ができます。

その頃には、2歳の頃よりも難しいことに粘り強くとりくめるようになっています。自転車に乗れるようになりたいという欲求が、明確な目標として子供にも意識できるようになります。

苦労させたくないというのは親心かもしれませんが、苦労のないところに達成感や喜び、成長はありません。サポートする親は大変かもしれませんが、自転車に乗るというのはほとんどの人が乗り越えられるので、子供にはうってつけの挑戦です。

ちなみに、自転車に乗るために足で蹴ってバランスをとる練習をするなら、自転車のペダルを外せばよいだけです。(両足がちゃんとつく自転車で)

なにも、2歳頃からストライダーで練習させる必要はありません。自転車とは別物として、年齢に応じた挑戦ができることが、ストライダーの魅力です。

ストライダーの軽さは、持ち運ぶ親にもありがいです。(ものすごく大事)

そして、ブレーキやペダルの無いシンプルな構造なので故障しにくいし、メンテナンスの負荷も軽いです。

後悔しない選び方

2歳くらいの子供が楽しめる乗り物には、ストライダーをはじめとするキックバイクの他にも、Dバイク ミニやまたがってのる四輪の車(コンビカーとも呼ばれる)などもあります。

試しに乗って気に入ったら買う方という方法もありますが、一番いいのは他の子供が載っているのを目にして欲しがるのを待つことです。 急ぎでなければ、子供が欲しがるのを待ちましょう。

しかし、結構なお値段なので、クリスマスとか誕生日とかのタイミングで買うことも多いと思います。子供が欲しがる前に購入する場合は、近所でよく利用されているものを選ぶのが無難です。子供は他の子と同じものに興味を持つからです。最近は、ストラーダーに乗っている子が多いので、迷うならストライダーが無難ではないかなと思います。

我が家の場合は、本人が乗りたいという時しか乗せなったのですが、1歳の頃は月に1回~2回くらいでしたが、2歳を過ぎると乗りたがることが増えました。やはり他の子がキックバイクや自転車に乗っていると、自分も!という気持ちになるようです。

最初は親が支えて進ませたのですが、他の子がスイスイ載っているのをみて、親の手出しは無用と手を払い、自分の力でトコトコ進むようになりました。

費用対効果は?

使う期間がせいぜい2年程度と短いので、兄弟がいて4年使えるなら悪くない気がします。

私はお下がりをもらったので大きな声では言えないのですが、もし譲って頂いていなかったら、安いものを買って後悔するよりも、多くの子供たちで検証済みのストライダーを買ったと思います。

ちなみに、よく比較されるへんしんバイクは、ペダルの取り付をすることで自転車としても乗ることができるキックバイクです。

自転車にすぐに乗れるようになるというのが売りのようですが、そもそもすぐに乗れるようにならなくていいし、本体がストライダーより重いし、ブレーキなどがある分メンテナンスが必要なので私は買わなかったと思います。

また、ペダルの取り付けは自転車店に依頼するよう推奨していて、気軽につけたり外したりできない仕様のようです。検討されている方は詳細を確認をされた方がいいです。私の周りでへんしんバイクに乗っている方は、ペダルの取り付けが難しくて、よく外れるといっていました。

結論と補足

自転車の練習は自転車でやればいい。なんなら自転車のペダルを外せばいい。キックバイクはシンプルがいい。そうすればキックバイクと自転車で2回の達成感を得られる。最近はストライダーに乗っている子が多い。他の子が乗っていると興味を持つ。だからストライダーはおすすめ!というのが結論です。

しかし、実際にはストライダーに乗りこなしている子は、自転車に乗れるようになるのも早いです。

本体の重量が重いとか、ペダルやブレーキとか、自転車にはストライダーにない要素もありますが、スピードを出してバランスをとるというのが自転車でも最も重要な要素です。

ストライダーで、それをすでにクリアしている子と、バランスをとることから始める子では、スタートラインが全然違います。

もちろん、ストライダーにない要素があるので、ストライダーから自転車への移行がスムーズでない場合もありますが、ストライダーをやってないよりもやっていいる方が早く自転車に乗れるようになるというのは不思議なことではありません。

ストライダーを購入するなら

購入する場合は、まがい物や並行輸入品などがあるので、ストライダージャパンの公式オンラインショップがよいと思います。

クラシックモデルは、シート素材がプラスチックで硬いので、スポーツモデルがおすすめです。スポーツモデルのシート素材は、軟質製プラスチックです。

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