1歳はおもちゃで遊びません!家の中を荒らす……、探索するのが本業です。基本的には、家の中を自由に散策できるようにしてあげましょう。(参考:0歳、1歳の赤ちゃんの好奇心を育む部屋作り)
でも、時々でもおもちゃで遊んでくれると親の気は休まります。うちの子や同月齢のお友達が興味をもってくれたおもちゃや遊びを紹介します。
1歳の時のおもちゃ棚
こちらが1歳時点のおもちゃ棚です。
1番上の棚:(左)手作りポットン落とし、(中央)ボール、(右)ゆらりんタワー
2段目の棚:(左)レゴデュプロ、(右)コップ重ね
3段目の棚:(左)洗濯ばさみ、(右)お手玉
4段目の棚:(左)おままごとセット、(中央)シール、(右)積み木
ちなみに、写真の左に写っている赤い頭の鳥のおもちゃは、 くもんの「くるくるチャイム」です。上に開いている穴から玉を入れると、球がくるくるまわって落ちて、最後に鐘がなるという定番のおもちゃです。
1歳前後の子供向けの定番おもちゃとして、類似製品も販売されていますが、うちの子はほとんど遊びませんでした…。支援センターなどに置いてあることが多いので、子供が夢中になるか試してから買うといいと思います…。
手作りポットン落とし
1歳前から2歳くらいまで、地味に長く遊んでくれます。100均のケースやミルク缶のふたの部分を貯金箱のように穴をあけて、短冊状のものが入るようにします。
我が家では、貰い物のなんだかよくわからないプラスチックの平べったい棒を使っています。とてもおすすめなのですが、検索しても何なのかわかりませんでした。支援センターでは、キーホルダーの名札を使っていました。100均で売っています。
ちなみに、型はめはまだまだ難しいので、必要ありませんが、どうしてもという場合は、丸だけのものなら遊んでくれるかもしれません。支援センターなどでやらせて反応を見るといいと思います。
ポイントは、やらせよう、できるようにさせようとしないことです。興味があるようだったら買ってもいいと思いますが、個人的には置いてあるところに行って遊ばせるくらいでいいと思います。
洗濯ばさみ
我が家では1歳半くらいに洗濯ばさみではさめるようになりました。さりげなく置いておいて、興味があるようだったら、どのようにはさむのかゆっくり見せてあげたりします。
洗濯ばさみとともに、はさむためのボール紙を置いておくとよいです。我が家では、ボール紙にちょっとしたイラストを描き、透明なOPPテープ(100均で売っています)で補強しました。
洗濯ばさみと透明なトレーも100均で買いました。おもちゃはしまいこまずに、目について、すぐにとれる入れ物がおすすめです。
シール、マステ、養生テープ
マステやシール、養生テープを貼ったりはがしたりして遊びます。シールは100均で事務用の丸いものがたくさん入っているのがおすすめです。
貼ってはがせるシールブックや、モンテッソーリ風のお仕事(決まった場所に、決まった手順でシールを貼るような)は、1歳代ではまだ早いです。無理にやらせようとするよりも、好きなところに好きなように貼らせてあげましょう。
決まった場所に貼りたくなったら、自分で工夫してそうしますよ。うちの子はシールを何重にもして、分厚くしていました。
我が家では壁も家具も床も常にシールやマステだらけです。
マステははがしやすいので、壁や家具にべたべたされても気になりません。丸いシールを家具に貼って放置するとはがしにくくなります。注意!うちの子はなぜか養生テープが一番お気に入りです。
お絵かき
徐々にやたらめったら口に物を入れなくなるので、お絵かきも安心して見守れるようになります。クレヨンは汚れると掃除が大変なので、我が家では「さんかくクーピー」を買いました。
親が見ていないところで手に取らないように、おもちゃ棚ではなく、ウォールポケットに入れています。
さんかくクーピーは自然と正しい鉛筆持ちをするようになるという説もありますが、なにを持っても変な持ち方をする子もいれば、その逆の場合もあるので、あまり気にしないことにしました。
太くて折れにくいし、つかみやすそうなので、これを買ってよかったです。汚れにくくて、掃除しやすい点もGOOD!
水遊び
1歳くらいになると水遊びに興味が出てくる子供が増えます。お風呂で楽しく遊べるおもちゃを用意しましょう。水鉄砲のような複雑な仕組みのものよりも、おけかバケツ、ひしゃく、じょうろなどがおすすめです。
お皿やコップ、ペットボトルなど、身近なものでも十分楽しめます。我が家では、おけ、じょうろ、ひしゃくが大人気でした。
我が家で購入したのは「やわらかお風呂でバラエティセット」というものです。商品名の通り、やわらかソフトでいい感じです。ひよことかえるは水鉄砲なのですが、水が入ると出しにくいのと、水鉄砲にさほど興味をもってなかったのでしばらく部屋で待機しています。部屋では時々「ピヨピヨー」「カエルー」といって遊んでいます。
1歳半頃にもらったお風呂セットの中に水車がありました。水車に水をそそぐこともありましたが、水を入れると水車が回る、という仕組みは理解していませんでした。単純なものがおすすめです。
お風呂の近くに置いています。
砂場遊びの道具
我が家では1歳を過ぎたころに砂遊びを時々するようになりました。シャベルで砂をすくったり、型に入れたりしていましたが、本格的な砂遊びにはまだまだといったところでした。
100均(ザ・ダイソー)で2種類の砂場遊びセットを買ったのですが、シャベルやバケツ、ジョウロ、型抜きの型、アイスクリーム作りセットなどで、合計200円(税抜き)!とってもお得です。それらの遊び道具を入れておく網状の巾着も100円でゲットしました。
専用の道具だけでなく、空のプリンカップや100均の食器や調理器具、家庭菜園の道具などでも使えそうなものがあります。
砂場遊びは小学生になってもするので、一気にそろえず、ゆくゆくは子供と一緒に選びながら増やしていくつもりです。
砂場遊びの道具は玄関に置いています。
鍋・袋・トレー
ものを詰めたり、運んだり。男の子も女の子もバッグが大好き。家にある小さめのバッグは必須アイテムです。
袋は、紙袋、スーパーの袋、小さめのトートバッグ、リュック、ポシェット(紐に注意)など、なんでも好きですが、紐が長いと首に巻き付いて危ないので、短い手提げかリュックがおすすめです。
また、ビニール系の袋はかぶったりして窒息しないように注意してください。外にも持っていきたがるので、なくしても汚されても痛くもかゆくもない100均の保冷バッグを持たせているお母さんもいました。
我が家ではリュックを自分で背負えるようになったのは、1歳半くらいでした。(肩ひもはゆるめで)
1歳前半でも背負わせてあげると喜ぶので、買ってもいいかもしれませんが、プレゼントやおさがりでもらう方も多いでしょう。我が家では4つほどもらったので、買っていません。
そのうち1つは1歳児には大きいので使っていませんが、その他3つも少し大きめで、1~3歳くらいまで使えそうです。ベビー用の小さいサイズのものもありますが、ちょっと大きめにすると数年使えます。
鍋も特別に買っていません。使っていない鍋を遊び用に提供しました。そこにブロックやちょっとしたものを入れて、スプーンでまぜたいりしています。
公園遊びも本格的に
1歳を過ぎると公園での遊び方も変わってきました。それまで公園の遊具にはあまり興味がなく、段差を登ったり、他の子を眺めているだけでしたが、1歳半に近くなると、ブランコや滑り台で遊びたがるようになしました。
でもまだまだ階段は大好きです。
イチオシはレゴデュプロ
1歳でおもちゃを買い足すならレコデュプロ一択です!
1歳を過ぎた頃から、ブロックをはめたり、はなしたりできるようになります。まだたくさんのパーツは要りません。我が家では、レゴデュプロ デビューに「かずあそびトレイン」を買いました。
このセットのよいところは、ブロックが大きいので、赤ちゃんでもはめやすい点と、台車のパーツが4つも入っている点です。
数字のブロックをはめたり(もちろん数字はバラバラ。時々数字の面がそろっていることも)、汽車をシュシュポッポと動かしたりしてしばしば遊んでいます。動くのでブロックが外れることがあり、外れてははめるという繰り返しで比較的長い時間遊べています。
2歳の時に発展した遊び方ができる他のセットを追加で購入しました。1歳から2歳でもっとも遊んだおもちゃです。3歳からは、見本を見て組み立てる遊びにはまっています(超おすすめ)。
初めてのレゴを買う方は、「レゴデュプロの選び方と注意点!始めるなら1歳半、2歳~3歳の知育におすすめ」を参考にしてください!