2歳までにやるべき知育

1歳

2歳になるまでの赤ちゃんの脳は、引き続き脳幹という部分を発達させていきます(⇒参考「0ヵ月から6ヵ月までにやるべき知育」)。

親のそばにいたがることが多く、抱っこも頻繁に要求してきます。そのような状況に疲れてしまったら、親から気をそらして機嫌よく遊べる時間が少しでもできるように、家の中を自由に探索できるようにしたり、外に遊びにいったりしながら子供の好きな活動を見極めましょう。

さらによいのは、同世代の子供のいる環境を用意することです。

本格的に友達と遊べるようになるのは3歳頃ですが、 だんだんと同年齢の子供に強い興味がでてくるので、公園や支援センターに行くのもいいでしょう。 お友達と手をつないだり、一緒に座ったり、同じ行動をして群れるような姿が見られるようになります。

保育園やプレスクールに通わせるのもいいと思います。同世代の子供と遊ばせることは最も重要な知育になります。
‟逆”3歳児神話!?とりあえず3歳まで保育園に預けようという発想

ちなみに1歳半~2歳になるとおもちゃの取り合いも本格的になってきますが、まだまだ「どうぞ」はできないことも多いです。ですが、1歳半頃に他人を気にかけたりなぐさめたりする行動が見られることもあります。本人にとってさほど重要なものでなければ、お友達にどうぞする時もあります。

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1歳6ヵ月~2歳0ヵ月で取り組むこと

1.かんしゃく、イヤイヤに対応する

1歳5ヵ月、1歳6か月はかんしゃくの第一ピークです。イライラしないいように、親が心のゆとりをもつことですが大事です。1歳10ヵ月ころからは理屈が分かるようになってきます。そうなったら話を聞いたり、共感したり、言い聞かせたりするなどして対応しましょう。
1歳5ヵ月~1歳8か月の赤ちゃんはかんしゃくやイヤイヤのピーク!うまく対応すれば魔の2歳児にはならない

2.家の中を自由に探索させ好奇心を育む

机に向かって手先を集中して動かすようになってくるので、2歳に向けて幼児用の椅子と机を検討してもいいでしょう。
2歳の部屋作り

3.おすすめのおもちゃ&遊び

ごっこ遊びが少しずつ本格的になっていきます。引き続きふたの開け閉めや物の出し入れも好きなので、小さい鍋や食べ物に見立てられるものがあるといいでしょう。

シールやお絵かき、ブロック、砂場、洗濯ばさみなども夢中になっていく頃です。公園の遊具も楽しむ子が増えるでしょう。

4.絵本

言葉がでてきたら、「お母さんが読むから聞いていて」ではなく、なるべく子供がおしゃべるするようにしてあげましょう。子供にも参加させるスタイルの読み聞かせを15週間続けると、子供の口語能力がアップしたという調査結果があります(『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55』)。

双方向の読み聞かせや、子供が読むなど、子供のアウトプットを重視した方が脳が発達します。

とはいえ、読み聞かせが絶対に必要というわけではありません。子供が興味をもっていたら一緒に読めばいいと思います。
絵本の読み聞かせで学力やIQは上がらない!絵本の呪縛から解放されよう

5.家庭のルールを覚え始める、お手伝いをする

これまで親がやってきたこと、実況中継してきたことをマネして、簡単な家庭のルールを覚えて行動する姿が見られることもあるでしょう。

例えば、靴を脱いだらそろえる、食事は座って食べる、服を脱いだら洗濯かごに入れる、ゴミはゴミ箱に捨てるなど。遊んだおもちゃをもとの場所に戻すこともあるかもしれません。

自発的にやらない場合は、次に何をするのか親が具体的に言うことで行動することもあります。でも、やらなくても無理強いすることはありません。これまで通り親が実況中継しながらやってあげましょう。

やったり、やらなかったりすることもありますが、この時期の遊びは重要なので、夢中になっている時は邪魔をしないようにしましょう。

6.睡眠

2歳頃までに安定した睡眠習慣を身につけるようにしましょう。『子どもの夜ふかし 脳への脅威』には、1歳半、おそくても2歳半までに身につけたい習慣として、以下の3つをあげています。

  • 夜8時か9時までに寝て、朝7時に自分で起きてくる
  • 昼は起きている時間が長く、夜は朝まで覚醒せずに基本10時間眠る
  • 寝る時間と起きる時間がおおむね一定

これらを、10歳頃まで望ましい睡眠習慣としています。

同書では、添い乳をして夜中に何度も目を覚ます場合は断乳も推奨しています。しかし、完全にやめる必要はありません。授乳を続けたい方は、夜間だけ他の方法であやすか、授乳する場合は起き上がるかして、徐々に夜間の授乳をなくしていくといいでしょう。その代わり、昼間は欲しがればたっぷり授乳してあげましょう。1歳半であれば、食事から大半の栄養をとれるはずです。

寝る時間を一定にするためには、食事の時間も一定にするとよいです。
(参考⇒「生きていくための基本的な欲求(睡眠、食事、運動)を満たす」)

7.言葉

話す言葉は突然のように発達し、1歳半からの1年間は語彙爆発と呼ばれる時期になります。『ホワイト博士の育児書』には、1歳頃は0~5語程度、1歳半で20~25語程度、2歳には200~275語程度まで語彙が増えるとあります。『「語りかけ」育児』は、1歳頃に1~3語、2歳で50語、2歳5ヵ月で200語かそれ以上の単語を話すとしています。

言葉の理解が進んできたら、語りかけもそれにあわせたレベルにしましょう。
その他のポイントは、「⇒生後0ヵ月から半年の赤ちゃんの言語能力を伸ばす語りかけ」と同じなのです。

ただし、子供は家庭で話す言葉よりも家の外で話す言葉の方を習得するので、親が無理してがんばって話しかける必要はありません。親が話しかけなくても、外の世界と接点があれば、自然と言葉を習得します。

8.洋服

セパレートの服に切り替えましょう。ボタンはまだ付けられないので、ボタンのないTシャツやウエストがゴムになっている7分丈のズボンが着脱しやすくていいでしょう。脱ぎ方着方は「⇒6ヵ月から1歳までにやるべき知育」を参照してください。

1歳半から2歳の間で脱ぎ着できる子も多いようです。

9.テレビ・スマホ・DVDなどスクリーン関係

引き続き基本的には見せない。

10.授乳、カンガルーケア、語りかけ

授乳(続けていれば)、カンガルーケア(抱っこ)も引き続き重要です。

(参考)
母乳育児のメリットを最大化するコミュニケーション型授乳
カンガルーケアは赤ちゃんの脳の発達を促だけでなく、お母さんもハッピーな気持ちになる

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