洗濯で水漏れの恐怖!自動ストッパー付ニップルを諦め、個人賠償責任保険に加入した話

この記事は、洗濯で水漏れしたことをきっかけに、水漏れしにくい自動ストッパー付ニップルを検討するも諦め、個人賠償責任保険に加入してリスクに備えたという紆余曲折の話なのですが、結論から言うと、

  • 洗濯機の給水ホースは、定期的に変えた方がいい。長年使っていたら劣化して水漏れした。
  • 洗濯機の給水ホースを小さなネジでとめるタイプのものは蛇口から外れないか心配。外れにくく、しかもホースが外れても水漏れしない商品がある。
  • 子供がいる家庭や自転車を乗る家庭は、特に賠償責任保険に入った方がいい。水漏れリスクも賠償責任保険でカバーできる。

という話です。

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洗濯機の給水ホースから水漏れが!

ある日洗濯をすると、洗濯機の給水ホースのあたりに、水しぶきが飛び散っていました。確認してみると、給水ホースの爪(ロックレバー)がツバに引っかからなくなっていました。長年使っていたので劣化したようです。

壊れていたのは写真の下の部分です。写真は新しいものに取り換えた後の状態なので、しっかり止まっていますが、ここが、パカパカしていました。

洗濯機自体の調子も悪いし、水回りの器具の設置を自分でやるのは怖いので、これを機会に洗濯機を買い換えることにしました。

しかし、家電量販店に行くと、ホースが売っていて、こんなに普通に売ってるなら素人でもできるんじゃないかと。洗濯機はいずれ買うにしても今でなくてもいいのではと思いなおし、とりあえずホースを買いました。

購入したのは、カクダイの全自動洗濯機用の給水ホース(1メートル)です。ホースの長さがいろいろあるので、水栓と洗濯機の距離に合わせて購入しましょう。 カクダイは、水道用品・水栓金具メーカーです。

設置は簡単!素人でも大丈夫、しかし…

設置は説明書通りにやれば簡単です。旧ホースを外す時にホース内の水がこぼれるので、タオルなどを敷いて作業すればよいと思います。

取り付け自体は簡単なのですが、ひとつ不安が…。この部分大丈夫なのか…?

ネジで止めてあるだけなんですよね…。もともとそうだったので、大丈夫なんでしょうけど、万一外れたら大変。

我が家は使わないときは蛇口を閉めるようにしているものの、閉め忘れることもあります。震災でホースが抜けて水漏れした話なんかを聞くと、やっぱり心配。

水漏れして、下の階の人に迷惑をかけたら申し訳ないし、賠償金も高額になってしまうかも。

自動ストッパー付きのニップル

調べてみると、もっとしっかりと固定できる接続部分(ニップル)を発見!しかも、ホースが外れたら自動で水が止まるストッパー機能付きです!値段も手頃だし買うしかない!

写真(↓)の部分にしっかり取り付けられるので、安心です。

仕様が暗号名ていてよく分からないのですが、こちらの商品がよさそうです。金属製だし、家庭でよく使われている2つのネジサイズに対応しているからです。

仕様が意味不明…呼13?W26山20

魅力的な自動ストッパー付きニップルですが、自宅の水栓にとりつけられなければ意味がありません。ちゃんと仕様を確認します。すると、取付対応水栓が「呼13の万能ホーム水栓」と書かれています。

「呼13」…?意味不明です。

調べてみると、どうやらJIS規格に「呼13」という規格を定めているようです。 JIS規格のサイトを見たら、規格の情報は有料販売ということだったので、厳密な定義を知ることは諦めました。 家庭の水道の蛇口には、JIS規格の呼13がよく使われているようです。

さらに、 この商品に対応した取付対応ネジは「W26山20」と「G1/2」とのこと。またまた、意味不明ですね。

「W26山20」や「G1/2」は、水がでてくるノズル部分をとめるナットの仕様を表しています。 「呼13」 はたいてい「W26山20」か「G1/2」 に対応しているようなので、2サイズ対応なら特殊なものでない限り問題なさそうです。

ざっくりと理解したのは、例えば、「W26山20」 対応商品を取り付けるには、自宅の蛇口の水栓の外径は26ミリである必要があること。商品の外径は「W26山20」の場合、16ミリだということなので、自宅の蛇口の内径も16ミリくらいだとちょうどよいということです。

W26はなんとなく推測できますが、幅が26ミリということです。山20っていうのは謎過ぎるのですが、ねじの山の数が20個という意味でした。

我が家の水栓の蛇口やネジのサイズは仕様書には書かれていませんでした。外すことを想定していないのでしょうね。外して確認するのが間違いないと思いますが、ネジを外す道具の無い我が家は、まずはモンキーレンチを買わないといけません。

購入を見送った理由

ほとんど買う気でいたのですが、購入を見送りました。理由は、水道側が混合栓(1つのパイプから湯と水がでるタイプ)だからです。逆流防止弁がついていないと逆流して給湯器が故障する恐れがあるからです。

水だけ、お湯だけで使えばOKという商品もありましたが、給湯器が壊れるリスクを考えると、洗濯が終わったら蛇口を閉めるというのを徹底しようと思いました。

しかし水漏れは怖い…、そこで賠償責任保険を検討!

ストッパー付きニップルを諦めたものの、水漏れが起きたらこわい…。何が怖いって、下の階の方への賠償金額が怖い。そこで、個人賠償責任保険に入ることにしました。

賠償責任保険は、事故により損害賠償責任を負った場合に保険金が払われる保険です。もちろん水漏れだけでなく、他人のものを壊したり(故意でなく)、自転車で他人にけがを負わせた場合などにも適用されます。

我が家は自転車には乗っていませんが、自転車に乗る方は絶対に入った方がいいです。 自転車事故でも賠償金が高額になるケースが少なくないようです。加害者が小学生でも親に約9500万円の高額賠償が命じられ、ニュースになっていましたね。自転車事故の賠償で自己破産するケースもあるそうです。

賠償責任保険は、火災保険や自動車保険の特約として契約する場合が多かったのですが、今では、個人賠償責任保険だけで申し込みができるお手軽な保険サービスが増えてきました。クレジットカードや携帯会社などが各種サービスを出しています。会社によっては、団体料金でお得に加入できる場合もあるので、調べてみるといいと思います。

賠償責任保険を選ぶときのポイント

補償内容はそれぞれですが、賠償責任保険を選ぶときに必ずチェックしたいポイントは次の3つです。

1.賠償責任保険金

賠償責任保険金(被害を与えた他者への補償)は、自転車に乗るなら1億円くらいはあった方が安心です。

1億円でも心配という方は、ドコモの「ドコモ サイクル保険」が5億円なのでおすすめです。サイクル保険という名称ですが、自転車以外の事故も対象です。au以外でも申し込める、au損保の「自転車向け保険 Bycle」は、2億円~3億円です。

なお、一定額の個人負担を前提とした保険もあるので、損害の全額が対象となるのか、一部自己負担となるのかもチェックしましょう。

2.対象者

本人だけでなく、家族も対象になるものにしましょう。子供が想定外の事故で加害者になる可能性は十分あります。

3.示談交渉

示談交渉を代行してくれるサービスにしましょう。そうでないと相手と直接交渉をしなければいけなくなります。

我が家は楽天カードの個人賠償プランにしました

結局、我が家では楽天カードの個人賠償プランに申し込みました。月々280円です。年払いにすると少し安くなります。賠償責任保険金(被害を与えた他者への補償)は1億円です。家族も対象で、示談交渉もしてくれます。

楽天カードは、年会費無料で楽天での買い物がお得になる上、賠償責任保険も手軽なので、子育て世帯にぴったりだと思います。

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