保育園のお昼寝が3時間!お昼寝できない!2歳児の夜寝る時間を遅くした理由

保育園の昼寝が長すぎて、夜になかなか寝てくれなくて困っているというのはよく聞く話。

我が家はその逆で、2歳になると、夜よく寝るものの、昼寝をしなくなりました。1歳の頃はそんなことなかったのですが。

必要とする睡眠時間には個人差があります。さらに、子供は発達や家庭での睡眠時間がそれぞれ違うので、必要とする昼寝の時間は一人ひとり違います。

本来、保育園は柔軟にお昼寝を設定することになっているので、子供にとって昼寝時間が長すぎる、または、短すぎるのであれば、堂々と保育園に配慮を求めていいのです。(厚労省の指針に明記されています。後述)

とはいえ、お昼寝の時間が一律で決まってる保育園が多いですし、多忙な保育園に個別対応をしてほしいとは言いにくいですよね。

保育士さんも労働者なので、もちろん休憩をしなくてはいけないし、事務や制作などができるのも、お昼寝の時間くらいしかありません。

もちろん、必要であれば配慮を求めていいわけです。厚労省の指針にもあるのだし。

実際に、うちの子が通っている保育園では、昼寝の途中で起きた場合は別の部屋で遊ばせてくれたり、入眠時間が遅くなった時は、通常より長く寝かせてくれました。特にお願いした訳ではありません。

起きても、静かに寝転がらせておく保育園もあります。うちの子の保育園でも、一回寝てから起きた場合は遊べますが、最初から眠れない場合は、布団で静かにごろごろしていないといけません。

1時間くらいならいいのですが、うちの子の場合は、毎日2時間くらい寝られず、ごろごろしている日々が続きました。

元気で起きていられる限られた時間を布団でごろごろさせるのはもったいないと思いましたが、他の子が寝ている間にひとりで遊ぶのももったいないです。保育園は、他の子と遊ぶことが最大のメリットであり、知育になるからです。

うちの子の保育園では夕方6時くらいに帰る子が多いのですが、我が家は5時に迎えに要っていたので、遊びの最中に帰宅する毎日でした。

それまで早寝早起きさせようと頑張っていましたが、ちゃんと昼寝するなら多少夜遅くなってもいいかなと考えを変えました。

そこで、子供を寝かす時間を遅くしてみました。すると、遅くした分だけ、昼寝をするように!迎えの時間も遅くしたので、子供もお友達とたくさん遊べるようになりました。

変わらず機嫌もよいし、友達とたくさん遊べるし、結果的によかったです。

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(参考)昼寝の時間は個別に配慮することになっている

全国の認可保育所はもちろん、認可外の施設も厚労相が定める「保育所保育指針」に基づいて保育をすることになっています。

そこには、昼寝は「在園時間が異なることや、睡眠時間は子どもの発達の状況や個人によって差があることから、一律とならないよう配慮すること」とあります。( 平成29年03月31日厚生労働省告示第117号)

保育所保育指針の解説には、昼寝は「子どもの年齢や発達過程、家庭での生活、保育時間といったことを考慮し、それぞれの子どもが必要に応じて取るようにすることが大切である。子どもの家庭での就寝時刻に配慮して、午睡の時間や時間帯を工夫し、柔軟に対応する」とあります。

現実的には我が家のように、家庭での睡眠時間を工夫した方がてっとり早い場合が多いと思います。しかし、家庭ではなんともできず困っている方は、遠慮せず相談するといいですよ!